皆さんこんにちは!愛犬動画制作の11CLIPです。

夏も終わりに近づいていますが、まだまだ気が抜けないのが愛犬の熱中症。熱中症になりやすくなるのはどんな環境か?対策と対処にはどういったものがあるのか?愛犬家必見の情報をまとめました。


愛犬が熱中症になりやすくなる環境は?

熱中症の原因は高温・多湿・無風などの環境下で、体温を調節する機能が狂ったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れてしまうことに起因します。

近年の研究では、犬の場合、気温22度以上・湿度60%以上の環境が、熱中症を引き起こしやすくなるといわれています。日本でいえば4月〜5月頃から10月〜11月頃の間、熱中症に気をつける必要があることになります。

ただし、犬にも順応機能があるため、熱中症になる温度・湿度を超えたからといってすぐに熱中症にかかることはありません。気をつけるべきなのは、夏本番となる6月中旬〜9月中旬の期間と、春や秋の日に日に最高気温が目まぐるしく変わる期間です。天気予報に注意して対策をとるようにしましょう。特に、日中は犬のみで締め切った室内で飼育をしている飼い主様は注意が必要です。

 

暑さに弱い犬種・犬

  1. 短吻種…パグ・ブルドッグ・シーズー・ボストンテリアなどの鼻の短い犬種は、呼吸器系の特徴から熱中症になりやすいといわれています。
  2. 北方原産…ハスキー・シェットランドシープドッグ・ボルゾイなど
  3. 厚い被毛をもつ犬・肥満気味の犬…厚い被毛や肥満気味の犬は断熱材を入れているようなもので、熱中症になりやすいといわれています。
  4. 子犬・老犬・持病のある犬…子犬は体内機能が発達しておらず、老犬はそれらが衰えており、持病のある犬はそれらの機能が低下しているため、熱中症になりやすいといわれています。

逆に、暑さに強い犬種も存在しますが、あくまでも「比較的強い」というだけです。無理な環境下での飼育は犬にとって大きな負担となりますので、飼い主様は過信をせずに十分な対策を行いましょう。

日本の固有種で、日本の気候に適しているといわれる柴犬でも夏場はぐったり

 

愛犬の熱中症対策

室内飼育の場合

締め切った室内で室温・湿度が高まると、熱中症にかかる可能性が高まります。窓を開ける・通風孔をあける・換気扇をつけるなどの風通しをよくする、または、クーラーをつけるなどの対策をしましょう。クーラーをつける場合、冷気は床付近に溜まりやすいので、冷やし過ぎていないかを気にかけましょう。

また併せて、カーテンなどで遮光をする・ハウスを日の当たらない位置に移動する・冷却シートや凍らせたペットボトルをタオルで巻いたものを用意する・複数箇所に水飲み場を設置するなど対策をとるのも効果的です。

室外飼育の場合

直射日光があたらず、風通しのいい場所にハウスを設置しましょう。また、移動範囲内に日陰の石畳やコンクリートなど、犬が寝そべって体温を逃がせるような場所があるのが理想的です。

当然、確実に水分補給が出来るよう、水は切らさないようにしておきます。また、室外飼育されている犬はリードで繋がれている場合が多いと考えられます。移動した時にリードが水の入っている器をひっくり返してしまうこともあるので、念のために複数の水飲み場を設置しましょう。

散歩に行く場合

夏場の日中に散歩に行くことは、犬にとって大きな負担となります。犬は体高が低く、地面と平行になる身体の面積が大きいため、人間以上に地面からの照り返しを受けてしまいます。また、それと併せて高温のアスファルトなどでの火傷も心配です。

散歩に出かけるのであれば夕方以降の気温が下がった頃を見計らいましょう。また、その際も水分を携行して、細かな水分補給を心がけます。

車に乗せる場合

未だに、乳幼児の車内放置での痛ましいニュースを目にしますが、犬の車内放置も大変危険です。車内は室温がとても上がりやすいため、夏場はもちろんですが、人間にとって問題が無いと思われる気温であっても、犬を車内に置いて出かけることは絶対にやめてください。

 

熱中症の症状

熱中症が疑われる症状
  • ぐったりして元気がない
  • フラフラ歩く
  • 呼吸が荒い(パンティング)
  • よだれが大量に出る
  • 体温が高い
  • 食欲が不振
重度の熱中症が疑われる症状
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 痙攣
  • 発作
  • 意識消失

上記の症状が見受けられた場合、躊躇わず早急に動物病院で受診しましょう。その際は、少しでも症状を抑える可能性のある対処を行います。

 

熱中症が疑われる愛犬への対処

  • 日陰・風通しのいい場所への移動
  • うちわ・扇風機などで風を送る
  • 首・四足の付け根に水をかけたり、濡れたタオルをかける
  • 少量でも水を飲ませるようにする

使用する水は、わざわざ冷やしたものを用意する必要はありません。逆に、冷水・氷・アイスパックなどでの急速な冷却は身体の表面だけを冷やし、体内を冷やすことには適しません。それ以外にないという場合は仕方がありませんが、出来るだけ常温の水で対処するようにします。

上記はあくまでも応急処置です。犬の様子がおかしいと感じたら、すぐに動物病院に連絡しましょう。病院に着くまでの間に何らかの対処を行えば、少しでも重症化する可能性を下げることができます。