皆さんこんにちは!愛犬動画撮影の11CLIPです。

統計をみると、日本で飼育されている犬の数は減り続けているのですが、それでも尚、多くのワンちゃんが我々と共に生活しています。そこで疑問に思ったんです、よくネットなんかでも「人気の犬ランキング」とか「飼いやすい犬ランキング」みたいなのを見かけますが、一番多い犬種は何なのか…

そこでJKC(ジャパン・ケネル・クラブ)の公開データをお借りして、日本で飼育されている犬の頭数ランキングをまとめてみました。予想をしながらご覧いただければと思います。

 

引用元:一般社団法人ジャパン・ケネル・クラブ
犬種別犬籍登録頭数(2017年版)
https://www.jkc.or.jp/modules/publicdata/index.php?content_id=20

【第10位】マルチーズ(8,282頭)

  • 出生:マルタ共和国
  • 寿命:12〜15歳
  • 性格:遊び好き・恐れ知らず・素直・愛情深い・気が優しい・ハツラツ・敏感・穏やか・おおらか・聡明・活動的

マルチーズはマルタ共和国(地中海)原産の世界最古の愛玩犬です。紀元前1,500年頃には現在のマルチーズの祖先が歴史上に存在します。日本でも以前から人気が高く、1968年から1984年の間、ジャパン・ケネル・クラブの登録頭数トップの座に君臨していました。

マルチーズの逸話は多く残っており「エジプトの王が金の器で餌を与えた」というものが、一番有名ではないでしょうか。

 

【第9位】フレンチ・ブルドッグ(8,623頭)

  • 出生:フランス・イングランド
  • 寿命:10〜12歳
  • 性格:愛情深い・鋭敏・ハツラツ・社交的・警戒心が強い・身体能力が高い・忍耐強い・おおらか・遊び好き・快活

フレンチ・ブルドッグは、18世紀にイギリスの商人がフランスに渡った際、連れて行ったブルドッグをバグやテリアと交配させたことで生まれました。日本でも大正時代には紹介され、昭和初期頃でも数多く飼育されていました。その後、日本での人気は衰えていましたが、2000年代に入り人気が復活しています。

フレンチ・ブルドッグのような短吻種(鼻の短い種)は、比較的イビキをかきやすいという特徴があります。

 

 

【第8位】シー・ズー(9,489頭)

  • 出生:中華人民共和国・チベット
  • 寿命:10〜16歳
  • 性格:友好的・外向的・愛情深い・利口・忠実・ハツラツ・元気・警戒心が強い・独立心が強い・穏やか・遊び好き・聡明・明朗・活動的・勇敢

シー・ズーは寒冷地の犬を祖先に持ち下毛が密生していたり、四肢の毛はモコモコで防寒ブーツのようになっています。性格は個体によって様々で、扱いやすくなるのも扱いにくくもなるのも「しつけ次第」という特徴があります。

またもや短吻種(鼻の短い種)の犬は、飛行機での輸送を断られる場合が多いそうです。おそらく、呼吸器系の特徴によるものだと思われます。

 

 

【第7位】ミニチュア・シュナウザー(9,893頭)

  • 出生:ドイツ
  • 寿命:12〜15歳
  • 性格:友好的・恐れ知らず・警戒心が強い・活発・従順・聡明

ミニチュア・シュナウザーはドイツ原産で、スタンダード・シュナウザーをネズミを捕まえるために小さくすることを目的に作られました。アメリカでも人気があり、その性格もあいまって「最良の家庭犬」ともいわれています。

生まれた時から、おじいちゃん。

 

 

【第6位】ヨークシャー・テリア(10,898頭)

  • 出生:イングランド
  • 寿命:13〜16歳
  • 性格:堂々としている・独立心が強い・自信満々・聡明・勇敢

ヨークシャー・テリアはイギリスのヨークシャー地方で、家屋のネズミ捕りを目的として作出されました。ジャパン・ケネル・クラブが公認する中ではチワワに次ぐ小型な犬種で、成体でも2〜3kg程度にしか成長しない個体がほとんどです。成長するにつれ毛色が7回ほど変化することが特徴で、その美しい絹のような毛質から「動く宝石」と呼ばれています。

元々は「ブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャー・テリア」という名前でしたが「長すぎる!」ということから「ヨークシャー・テリア」に改名されたそうです。

 

 

【第5位】柴犬(11,829頭)

  • 出生:日本
  • 寿命:12〜15歳
  • 性格:愛嬌がある・恐れ知らず・鋭敏・警戒心が強い・自信満々・誠実

柴犬は日本の天然記念物に指定された現存6犬種のうちの1つで、日本犬種では最も多く(約80%)飼育されています。海外でも人気があり、英名でも「Shiba-Inu」と、日本名がそのまま使用されています。主人に対しては従順ですが、それ以外の人に対しては馴れ馴れしくせず、賢く勇敢で警戒心が強いため、番犬に適しているとされています。

最近人気の「豆柴」は公認犬ではなく、あくまで小さな柴犬同士をかけ合わせたもの。成体になると豆柴とは呼べないほどに成長する個体もあるため、注意が必要です。

 

 

【第4位】ポメラニアン(18,443頭)

  • 出生:ポメラニアン地方(ドイツ・ポーランドにまたがる)
  • 寿命:12〜16歳
  • 性格:外交的・友好的・社交的・遊び好き・聡明・活動的

ポメラニアンはドイツ・ポーランド両国にまたがるポメラニアン地方で作出されました。この地方では古来より、様々なタイプのスピッツ系の犬種が飼育されており、ポメラニアンも中型のスピッツから品種改良を重ねて小型化されていったものです。アメリカでも人気があり、近年の飼育頭数は常に上位15位までに入っています。

ポメラニアンが流行犬種となったのは、イギリスのヴィクトリア女王が愛好したことがきっかけとも云われています。

 

 

【第3位】ダックスフント(25,156頭)

  • 出生:ドイツ
  • 寿命:12〜16歳
  • 性格:頑固・利口・献身的・はつらつ・遊び好き・勇敢

ダックスフントはドイツ原産で、巣の中にいるアナグマを狩るために手足が短く改良されました。1999年〜2007年までの間、ジャパン・ケネル・クラブへの登録頭数は常に第1位と、不動の一番人気でした。毛質・毛色・大きさによって、様々な種類があります。日本では誰でも知っている犬種のうちの1つかもしれません。

よく議論される呼称について。ダックスフント(Dachshund)は原作国がドイツなので、独語読みをすれば、ト、に濁点は付かず「ダックスフント」 しかしジャパン・ケネル・クラブでの登録は英語読みのため、ト、に濁点がつき「ダックスフンド」となります。どちらの読み方でも間違いはありませんので、ご安心ください。

 

 

【第2位】チワワ(49,954頭)

  • 出生:メキシコ
  • 寿命:12〜20歳
  • 性格:献身的・ハツラツ・警戒心が強い・敏捷・勇敢

チワワは世界的に公認された犬の中で最も小さな犬種です。そして、北アメリカで最も古い犬種であり、アステカ文明(15世紀前後)の頃から飼育されていました。元々は短毛種のみであったのが、19世紀半ばからアメリカで品種改良され、現在日本でも人気の高い、ロングコートのチワワが生まれました。

日本でのチワワは、某消費者金融のCMで一躍有名になりましたが、アメリカでも同様の現象が起きました。1998年にメキシコ料理のファストフードチェーンのCMに起用され、チワワは全米で人気の高い犬種になりましたが、ブームの沈静化後は「野良チワワ」が問題になったそうです。野良チワワて…

 

 

【第1位】プードル(75,149頭)

  • 出生:ヨーロッパ(一般的にはフランス)
  • 寿命:12〜15歳
  • 性格:感覚鋭敏・警戒心が強い・聡明・誠実・活動的・しつけやすい

第1位はプードル!プードルは大きさによって「トイ」「ミニチュア」「ミディアム」「スタンダード」に分類されますが、日本で飼育されているプードルの中で最も多いのは「トイ・プードル」です。ぶっち切りで多いです!日本での歴史は、1949年にアメリカから3頭のミニチュア・プードルがやってきたのが始めとされ、そこから、特に2000年代に入り爆発的に急増しました。その背景には、毛が抜けにくく、体臭も少ないため家庭犬に向いていたという理由があります。

ブリティッシュ・コロンビア大学の研究によると、プードルは全ての犬種の中で2番目に知能が高いといわれています。ちなみに1番はボーダー・コリー。

 

いかがでしたか?皆さんの予想は当たったでしょうか?今度から道行く犬を見かけるために、頭の中でランキングを思い出してしまいそうです。笑

 

 

引用元:一般社団法人ジャパン・ケネル・クラブ 犬種別犬籍登録頭数(2017年版)